パソコンの動作が遅い、パソコンの動作が重い場合の原因の特定とパソコン修理方法


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■パソコンの動作が遅い場合

パソコンの動作が遅くなったり重くなった場合はどうすればよいのでしょうか。 パソコンは購入時よりも使用して行くにつれてソフトのインストールやデータの保存などでどんどんデータが溜まってゆきます。 また、ファイルの保存や削除を繰り返してるとハードディスクへのデータの保存箇所があちこちに点在(断片化)して読み書き速度が遅くなってゆきますので 多少の動作は購入時よりも遅くなる事はしかたがありません。ただ、極端に遅くなって、ソフトの起動にも数分かかったり、 操作に支障が出るほど遅くなった場合には、その原因は別のところにあります。

パソコンが極端に遅くなる原因としては、メモリ不足、ウイルスに感染、ハードディスクの故障、ハードディスクの容量不足、 動作させるソフトに対してのCPUの能力不足などが考えられます。

■デフラグの実行

パソコンを使い込んで行くと、ハードディスク内にファイルが保存される際に、断片化が起こり読み書き速度が遅くなってきます。 これを解消するにはデフラグを実行します。パソコンの動作速度に直接関係するドライブは起動ドライブであるドライブCですので WindowsXPならマイコンピュータ、WindowsVista/7の場合はコンピュータを開き、ドライブCのアイコン上で右クリックしてプロパティをクリックします。 ツールタブをクリックして「最適化する」ボタンを押します。デフラグツールが起動しますのでドライブCを選択して「最適化」ボタンを押して開始します。

■CPUの使用率の確認とメモリ不足かどうかの確認

ソフトを何も起動していない状態でCtrl + Shift + Escキーを押してタスクマネージャを起動します。パフォーマンスタブをクリックしてCPU使用率をチェックします。 CPU使用率が100%が続く場合にはメモリ不足ではないか確認します。メモリ不足かどうかの確認は同じパフォーマンス画面で WindowsXPの場合はPF使用量と物理メモリの合計を比較、WindowsVista/7の場合にはメモリと物理メモリの合計を比較して 物理メモリの合計の値が十分上回っていてばメモリは足りているという事になります。 メモリ不足の問題でなければ今度はプロセスタブをクリックしてCPUのタイトル部分をクリックすると使用率の順序で並び替えが行われるので 一番大きな使用率のイメージ名を確認します。その名前のプロセスがCPUを独占している為に動作が遅くなっているので、 それが正常なプロセスだったらそのソフトの不具合などが考えられますのでソフトのサイトで修正版などのアップデートが出てないかを確認してみてください。 (System Idle Processが大きな数字を占めていても問題ありません。これはアイドリング状態の割合になるので大きな数字がでる場合にはCPUの動作にゆとりがあるということです)

これ以外の原因としてはパソコンの起動が遅い場合と確認事項が同じですのでそちらを参照してください。