
パソコン修理TOP ≫パソコンが起動しない
	パソコンが起動しない場合ですが、最初に電源ランプを確認します。電源スイッチを入れてもパソコン本体の電源ランプが点灯しない場合、
	または点滅している場合にはパソコンの電源が入らないを参照してください。
	パソコンが起動しない症状もいろいろあります。
	
	電源スイッチを入れて電源ランプがついた状態で本体から通常の起動する音が聞こえるのに、画面には文字とかメーカーのロゴとか何も表示されない真っ暗のままの場合ですが、
	ディスプレイ側に問題がある可能性があります。デスクトップパソコンの場合にはディスプレイ側のスイッチや電源ケーブル、
	ディスプレイケーブルがきちんと接続されているかを確認してみてください。
	ノートパソコンの場合にはディスプレイまたはマザーボードの故障の可能性が高いですが、ノートパソコンの部品を調達してきて自分で液晶ディスプレイやマザーボードを交換するのは
	難しいと思いますので、中古ショップやオークションなどで同じ型番のパソコンを購入してハードディスクを載せ換えたほうが現実的です。
	この場合には起動後にドライバーやWindowsの認証の必要があり、認証できない場合には別にOSを用意して修復セットアップをしなければならない場合があります。
	
	デスクトップパソコンでディスプレイに問題がなかった場合はパソコン本体側の故障となりますが、考えられる原因としてはマザーボードやメモリ、CPUが故障している可能性があります。
	また、グラフィックボードを使用している場合にはグラフィックボードの故障の可能性もありますが、
	マザーボードにもグラフィック機能がオンボードで内蔵されているような場合にはマザーボードのほうのディスプレイ端子に繋いでみて
	表示されるか確認する事ができます。この場合、BIOSにて内蔵グラフィック機能を有効にするなどの設定をしなければならない場合があります。
	
	
	電源スイッチを入れてすぐにピー、ピーという音が数回または連続して続く場合にはメモリまたはマザーボードなどの故障が考えられます。
	マザーボードメーカーによって内容に違いがあり、音の数などで原因がわかる場合がありますのでマニュアルまたはメーカーに問い合わせるなどして音の原因を調べてみて下さい。
	
	起動の途中で電源が切れる場合ですが、CPUの加熱による保護機能が動作している可能性があります。まず本体の通風孔が
	壁などで塞がれていないか、また通風孔にほこりが溜まっていないか確認してください。
	デスクトップの場合にはCPUクーラーにほこりが溜まっている場合もあるので本体のパネルを外して掃除をします。
	またはCPUクーラーのファンが回っているかどうかと、CPUクーラーがぐらついていないか確かめます。
	CPUクーラーがぐらついているとCPUの熱が放熱板に伝わらないのでオーバーヒートする事になります。
	
	電源を入れた後で画面に文字とかメーカーのロゴとかが表示される場合で起動途中で動作が止まってしまう場合があります。
	表示されている文字によって対応が違ってきます。代表的なメッセージと対応方法をご紹介します。
	
	・Operating System not found
	起動するオペレーティングシステムが見つからないというメッセージです。
	まずはフロッピーディスクが入っていないかを確認してください。また、やUSBメモリが接続されている場合にはそれらを外して立ち上げなおしてみてください。
	起動メディアがハードディスクでない場合でそのメディアにOSが入っていない場合にもこのメッセージが出ます。
	フロッピーやUSBメモリなどが接続されていないのにこのメッセージが出る場合はでHDDが原因の可能性があります。
	後述するHDDの起動の修復を参照して下さい。
	
	・セーフモード選択の画面が出る
	セーフモードの選択画面が出る場合にはセーフモードで起動してみます。一度セーフモードで起動できた場合には再起動すると
	通常の起動ができる場合がほとんどです。セーフモードでも起動できない場合は後述するHDDの起動の修復を参照して下さい。
	
	・次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした: \WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\*****(*****はファイル名が入る)
	この場合はシステムの起動に使用するファイルが見つからないあるいは読めない状態にありますので
	回復コンソールによる復旧
	のサイトか後述するHDDの起動の修復を参照して下さい。
	
	・ブルーの画面に英語のメッセージが表示される
	画面のバックの色がブルー一色になり、白い英語のメッセージが表示される場合には、メモリやHDDなどのハードウェア的な故障の可能性があります。
	メッセージ内容によって違ってきますが複数のメモリがある場合には1枚づつ挿して確かめてみます。HDDの故障の場合には後述するHDDの起動の修復を参照して下さい。
	
	HDDに原因があってWindowsが起動できないような場合には一番簡単な方法としては、Windowsのシステムディスクでの修復セットアップです。
	Windowsのシステムディスクがある場合にはこの修復セットアップを行う事で、起動障害を解決できます。もちろんいままで使用していた環境はそのまま残ります。
	WindowsXPの場合は修復セットアップによる復旧、
	Windows7の場合はWindows 7 起動エラー修復
	のサイトに詳しく方法が載っています。しかし、メーカー製でHDDにリカバリー情報が保存されているようなパソコンの場合にはWindowsのOSのシステムディスク自体がないものや
	修復セットアップ自体ができないものも多いので、その場合には必要なデータを別の外付けHDDなどにコピーしたあとでパソコンをリカバリーしてデータを戻す作業が必要となります。
	パソコンをリカバリーするにはパソコンのリカバリーを参照してください。
	また、起動しないパソコンからデータを取り出すにはハードディスクを取り出してデータ復旧を参照してください。
	データをバックアップするにはパソコンのバックアップ方法を参照してください。