CPUの温度測定の方法 パソコンで役に立つテクニック


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■CPUの温度測定の方法

CPUの温度は、BIOSの設定画面に表示されるマザーボードもありますが、負荷がかかっていない状態の温度となります。 負荷がかかっている状態でCPU温度を見たい場合には、Windowsが立ち上がってから実際にソフト等を動作させた状態で温度を測定しないといけません。 CPUの温度が高すぎる場合は、突然電源が落ちたり、CPUやCPUまわりの部品の寿命を短くしてしまいますので早急に対策を講じなければなりません。 CPU温度が高い原因として多いのは、CPUクーラーにほこりが詰まってしまい放熱効果がなくなっている状態や、ケースの通気孔がほこりや他の物で 遮断されていて物理的に通気できていない状態です。また、CPUクーラー自体が外れかかっていてCPUに密着していない事も考えられます。
 

測定方法は大きく2つあります。一つは実測する方法でセンサー付き温度計のセンサー部分をCPUに接触させたり、 非接触温度計でCPUを直接測定する方法です。もう一つの方法は、CPUが内蔵する温度センサー(サーマルダイオード)やマザーボードが持っている 温度センサーの温度情報をソフトウェアでその値を読み取る方法です。

直接測定する方法は、まず測定機器を購入しないと測定できませんし、物理的にCPUのコア付近に近づけないと正確な温度が測れません。 これに対してCPUやマザーボードの内蔵温度センサーから値を読み取るソフトを使う方法は、 CPU温度測定ソフトをインストールするだけなので簡単で常時表示しておくこともできます。ここではフリーソフトを使用した測定方法をご紹介いたします。

CPU温度測定フリーソフト「CoreTemp」
シンプルなCPU温度測定フリーソフトです。日本語化も可能です。

CPU温度測定フリーソフト「SpeedFan」
CPU温度だけでなく、チップの温度やファンの回転数や制御も可能なソフトです。日本語化も可能です。