パソコン修理TOP ≫役に立つテクニックなど ≫ポート番号一覧・ポート番号を調べる方法
ネットワーク関連のソフトを使用する場合に、ポート番号を指定したい場合があります。
そのようなアプリケーションソフトではデフォルトでポート番号が指定されておりますので
そのままのポート番号を使用しても一向に構いません。
しかし、そのソフトがあまりにも有名な場合にはそのポート番号をターゲットに外部から攻撃される恐れがあります。
特にルータにポート転送(ポートフォワード)の設定をしている場合などはこういったポート番号ををあえて使用せずに別のポート番号を使用することにより、
セキュリティを高められることになります。
では、ポート番号を変更する場合に何番のポート番号を使ったらよいのでしょうか。
ポート番号は0〜65535番まであります。その中で0〜1023番はウェルノウンポート番号(well-known port)と呼ばれており、
IANA(Internet Assigned Number Authority)が管理しています。また、1024〜49151番は登録済みポート番号(registerd port)と呼ばれていて、
これもIANAが管理しています。しかし、49152〜65535番までは自由に利用できるポート番号(dynamic port) でこの範囲でのポート番号は
自由に利用できるようになっています。つまりポート番号を変更したい場合には49152〜65535番の範囲の中から選択して指定することができます。
また、使用しているパソコンがいまどのようなポート番号を使用しているか調べるにはコマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを入力して実行します。
>netstat -an
・0-1023 ウェルノウンポート番号(well-known port) 予約済み(IANA が管理)
・1024-49151 登録済みポート番号(registerd port) 予約済み(IANA が管理)
・49152-65535 dynamic port と呼ばれユーザが任意に使用できます。
・代表的なポート番号
20/TCP :FTP-DATA
21/TCP :FTP
22/TCP :SSH
23/TCP :TELNET
25/TCP :SMTP
42/UDP :NAME
53/TCP,53/UDP :DNS
67/UDP :BOOTP(DHCP)
68/UDP :DHCP(クライアント)
70/TCP,70/UDP :GOPHER
80/TCP :HTTP
109/TCP :POP2
110/TCP :POP3
119/TCP :NNTP
123/UDP :NTP
137/TCP,137/UDP :NETBIOS-NS
138/TCP,138/UDP :NETBIOS-DGM
139/TCP,139/UDP :NETBIOS-SSN
143/TCP :IMAP4
443/TCP :HTTPS
445/TCP :ダイレクトホスティングSMBサービス
587/TCP :Submission(メール送信)
161/TCP :SNTP
1723/TCP :PPTP
3389/TCP :リモートデスクトップ