パソコン修理TOP ≫Windowsの主なエラーメッセージTOP ≫メモリが read になることはできませんでした。
Windowsのソフトを使用中、またはWindowsの終了する時などに出たりするアプリケーションエラーで「〜の命令が〜のメモリを参照しました。メモリが read になることはできませんでした。」
といものがあります。この read の部分が written の場合もあります。
このエラーの「〜」の部分は、英数字のメモリアドレスコードが入っており、エラーメッセージに「メモリ」の記述もありますのでメモリに関連する事はわかるのですが、メモリそのものが故障しているとは一概にはいえません。
このエラーの解消は少し複雑です。直接エラーが出ている所は、エラーのタイトル部分に表示されているアプリケーションソフトです。
このソフトがメモリにアクセスしている時にエラーが起こったというわけですが、その原因として考えられるのが、以下の通りです。
1.エラーが出ているソフトの問題(ソフトのバグを含む)
2.Windowsのシステムの問題
3.メモリの故障
4.ハードディスク(HDD)の故障
5.ソフトやドライバーなどの相性の問題
どれがエラーの原因かの特定は難しく、順番としてはエラーが出ているソフトのメーカーのサイトのQ&Aなどに同じような症状の解消方法が出ていないか、
また電話などで問い合わせ、解消方法はないか聞いてみるなどして原因を特定していかなければなりません。
もしソフトメーカーで解決できなければそのソフトを一度アンインストールして、再度インストールをし直してみる事でアプリケーションエラーを解消できる場合があります。
ソフトの再インストールでもアプリケーションエラーが改善しない場合には、Windowsのアップデートなどでシステム関連ファイルが更新されたのが原因でないかなどを確認します。
この場合にはシステムの復元を実行してアップデート前に戻すなどして確認します。
システムの復元の実行方法
それでもエラーが解消されない場合にはメモリまたはHDDなどの故障でシステムが正常ではない可能性もあります。
メモリテストまたは最終的にはリカバリーなどをして解消するしかない場合もあります。
Memtest86+を使ってパソコンのメモリをチェックする方法