パソコン修理TOP ≫パソコンがフリーズする・固まってしまう
パソコンのマウス動かなくなったり、キーボードのキー入力が受け付けなくなるなど、パソコンが固まった状態になる現象、つまりフリーズする障害が出る場合があります。
原因としては、プログラムのエラー、プログラムの暴走、Windowsシステムエラー、メモリの故障、CPUの暴走、ハードディスク(HDD)のエラー、マザーボードの故障などがあります。
この中でメモリの故障やHDDエラー、マザーボードの故障などのハードウェアが原因でフリーズする原因のものは比較的少なく、
多くはプログラム(ソフト)やWindowsシステムのエラーなど、ソフトウェアが原因で起きるものです。
ソフトウェアが原因で起きるフリーズ現象は、通常は再起動すれば直るのですが、マウスやキーボードなどの入力装置がまったく利かなくなる事も多いので
強制的に電源を切る方も多いと思います。しかし、電源を強制的に遮断するという事は、少なからずパソコンにとってはリスクとなります。
一番ダメージを受けやすいのがHDDで、強制電源断によってHDDがクラッシュする場合があるのです。
ですからフリーズした場合には不用意に電源を遮断する前に以下に従ってなるべくパソコンにダメージを与えずに再起動する事を試みてください。
1.Windowsパソコンの場合は Ctrl + Alt + Esc キーを押してタスクマネージャを起動する。
2.アプリケーションタブをクリックして応答がないタスクがあればクリックして「タスクの終了」ボタンを押す。
3.しばらく待って該当のタスクが終了後、フリーズが解消しているか確認する。
上記でも解決できない場合には、以下を試してみてください。
1.WindowsXPの場合には同じタスクマネージャのメニューにシャットダウンがあるのでその中から再起動をクリックする。
2.Windows Vista/7の場合にはCtrl + Alt + Deleteで画面の右下に電源操作ボタンが表示されますのでそこから再起動する。
上記でも解決できない場合には、電源を強制遮断しなければならいわけですが、ここでやってはいけない事があります。
それは電源コンセントを抜いて電源を切ったりしないという事です。パソコンにおいてコンセントを抜いて電源を落とす事はダメージを受けやすい行為となります。
パソコンの電源を強制シャットダウンする方法は、電源ボタンを数秒間押したままにする(電源ボタンの長押し)方法で電源が切れますので、電源ボタンの長押しで強制シャットダウンをします。
また、この電源ボタンを押した時に、Windowsの終了プロセスを実行させる設定ができます。
電源ボタンに電源オプションの動作を設定する方法
パソコンの電源ボタンは、スイッチを入れる時だけでなく、パソコンをシャットダウンさせる設定もできます。
Windowsが作動時にパソコンの電源スイッチを押せば通常のWindowsの終了プロセスの実行をするように設定できるので、
フリーズした時の為に設定しておく事をお勧めします。